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恋する気持ちは距離に勝てないのか

064570高校2年生の頃流行ってたDECLOGを通して知り合った彼は、隣の男子校3年生の先輩でした。

サッカー部のキャプテン、体育祭の応援団長、カッコ良くて面白いと評判の彼からの突然の友達申請にビックリしました。

もう嬉しくって、思い切ってメッセージをすぐに送ったのです。「申請ありがとうございました、宜しくお願いします^^」

それから3日後、やっと返事が来たのですが、もうすっかり彼の事なんて忘れていました。それでも何通かのメッセージをやり取りして、彼から「今なにしてるの?」と聞かれたのです。今日両親とも出張でいないから、家でダラダラしていると答えると、彼が私の家に遊びに来ると言うのです。

脳内はもうパニックです。えーっ!彼が私の家に来るの?3時間後、彼に家の近くのバス停を教え、バス停で待機していると本当に彼が登場したのです。その日は、一晩中おしゃべりをして過ごしました。

その後、何回か遊びに来た彼ですが、なんと付き合う事になったのです。私を予備校まで送って、帰り際にキスしてくれる彼。学校が近いのもあって1週間に3~4回は会っていましたね。

学校帰りに彼が筋トレにジム行った後、私がおにぎり持って会いに行くってなんか習慣になっちゃって、そんな放課後デートばかりだったな。幸せな日々が続いていましたが、彼の卒業で状況が変わってしまいました。

彼の大学が県外だったので、あんなに毎日のように一緒にいたのに、すぐには会えない距離へ行ってしまったのです。6月、誕生日が1日違いの私達は、お互いに誕生日の記念に時計プレゼントし合う約束をしていました。

でも、その時計は彼の元へ届くことなく私たちの関係は終わってしまいました。10ヶ月どんなにラブラブだった恋も、遠距離と新しい環境には勝てないみたいです

お嬢様は自分勝手だ!

ƒCƒ‰ƒXƒgƒJƒbƒgバブル全盛前夜の80年代初め、ボクは東京の某私立大学に通う学生でした。携帯電話もネットも無い時代、人・モノ・金・情報が東京に一極集中していた時代です。

何の疑いも無く北陸の片田舎から上京してきたボクは、学費と生活費を稼ぐバイトに忙しく、仮に彼女が出来たとしても構う時間もお金もない、器量がないダメ男でした

そんなしがない学生に、彼女が出来たからさぁ大変です。バイト帰りに行ったディスコでナンパした娘が、思いがけず電話をしてきてくれたのでした。

物腰が柔らかく、どこかおっとりとしたお嬢様ムード満載の彼女は、実は後から分かったことなのですが、正真正銘のお嬢様だったのです。

無鉄砲にバッグ一つでボクの部屋に押し掛けて来た、彼女の父親が会いたいと言うものですから、彼女の実家のある葛飾へ行く羽目になりました。

最寄りの葛飾駅から数分歩いたところに現れた、鉄筋コンクリート3階建ての白亜の豪邸は、今でもボクの脳裏にハッキリと焼き付いています。

その後、彼女がボクの子供を妊娠したのですが、何の相談もなく一人でさっさと中絶する病院まで決めていて、「どうせ学生なんだから」の一言で終わらせてしまったのです

それから数日後、バイトから帰ると机の上に紙切れが置かれていました。今、思い返しても本当に自分勝手なお嬢様だったな、あの彼女は